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はじめに
この度、統計検定2級に合格しました。
私は統計検定2級を受験するのは今回が2回目でして、以前一度勉強を挫折しています。そのため、一度は挫折したけれど、なんとか合格できたという体験談をまとめてみます。
時系列としては、こんな感じでして、最初の受験は2020年12月です。
このときはなんと36点という(とても低い)成果をあげており、それから約3年間たった2024年2月に合格いたしました。
私のスペック
私は公立の経済学部を卒業して、その後は公務員やマーケティング・経営企画などといった業務に従事してきました。仕事の中で統計を使うことはなく、むしろ統計検定を取得することで、仕事で活かせる自信を手に入れたいなと思っています。
さて、一方で、空白の3年間で、私は大学院に入学し、2024年3月に卒業します。専攻は経済学で、修士論文では共分散構造分析という統計手法を使用しています。そのため、2回目の受験のタイミングでは、多少統計を使ったことがある状態でした。
2023年1月に修士論文の提出などのタスクが終わり、多少時間の融通がついたのと、2級くらい取得しておきたいなという思いがあり、2回目の受験を決意しました。
準備したもの
社会人は、学生に比べて、時間がなく、お金があります。そのため、学習教材に課金することで効率的に勉強を進めることにしました。
学生 | 社会人 | |
あるもの | 勉強時間、先生、友達 | お金 |
ないもの | お金 | 勉強時間、先生、友達 |
1. 電卓
いわゆる普通の電卓の持ち込みが可能です。
どんな電卓を使っていても点数に影響しないので、自分が使いたくなるものを購入しました。
見た目で選ぶのがおすすめです。
2. 公式の過去問(2011~2013年)
多くの試験は、最新の過去問を手にいれるのが王道ですが、統計検定2級は違います。
私は2011~2013年と2017~2019年の2冊を持っていますが、古いものの方が本番の問題と雰囲気が似ていると感じました。
そのため、2011~2013年の過去問を手に入れておくことをおすすめします
3. 統計WEB
統計検定2級の範囲を丁寧に解説してくれているWebサイトです。
初級編、基礎編、中級編、 実践編と難易度が上がってきますが、統計検定2級の対策としては、初級編と基礎編のみでOKです。
4. Udemy「統計検定2級対策講座」
統計WEBのみで学習を進められれば、無料で勉強できてよいのですが、私はこの動画教材を購入しました(Udemyは定期的にがっつりセールをするので、値段が安いときに購入するのがおすすめです)。
実際、かなりおすすめでして、統計WEBだけでの学習にせず、この講座を併用したおかげで合格できたと感じています。
基本戦略
統計検定2級は、100点満点で60点をとれれば合格できます。
そのため私は「10%を捨て問、残りの90%の問題を7割の正解率で答える」という戦略を立てました。これができれば結果的に正答率63%になり、ぎりぎりで合格が可能です。
ぼくは暗記が苦手なタイプなので、「ああ、この問題は”理解”できない。解けるようにするためには”暗記”になる」と思ったものを捨て問としました。
学習方法・スケジュール
学習方法はオーソドックスです。勉強して、過去問を解いて、間違えたら復習してください。
統計WEBまたはUdemyをとりあえず一周します。一周するときは、完全に理解できなくてOKなのでとりあえず一周します。
また、自分にとって分かりやすい説明・問題があるかと思っていて、「この単元は統計WEB分かりやすい!」「Udemyの練習問題が神」となりました。
感覚的には統計WEBとUdemyを「とりあえず一周すればぎりぎり合格できる」「しっかり三周したらよっぽど合格できる」ように思います。
※わたしはギリギリ合格を目指していたので、「とりあえず一周」しかしていません。
スケジュールはこんな感じです
1/1~25 | 統計WEBとUdemyを1周する |
1/26~1/31 | 過去問と復習 |
1/31 | 試験当日 |
前述のとおりでして、素直に統計WEBとUdemyを一周できれば合格がみえてくると思います。
私は怠惰で仕事終わりに学習時間を確保するのが苦手でしたので、Udemyを通勤時間に見るようにしていました。
まとめ
以上、統計検定2級合格までの体験記でした。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。